トキハソースを味わう

【魚介・海鮮料理・日本酒】 ST

【住所】 東京都板橋区板橋4-4-3片岡ビル1F
【電話】 03-3964-7470
【営業時間】 11:30-13:30(平日ランチ)/17:00 - 24:00(日曜のみ17:15 - 23:00 )
【定休日】 なし
【アクセス】 都営三田線新板橋駅(A3出口) 徒歩1分 
【座席数】 カウンター11席
【さかなや STのブログ】
http://ameblo.jp/st-nakanishi/

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Sakana wo Tanosiku!!! CIMG2486.JPG

今回は本当に美味しい魚料理と日本酒を味わえると評判の「ST」というお店を紹介させて頂きます。

新板橋駅A3出口を出て、中山道(R17号線)を渡ったコンビニサンクスの左手にあります。キンメダイの看板とリヤカー(後述)と日本酒の瓶が目印。

平成14年9月開店、今年で八年目を迎えます。
町屋風情たっぷりの大きな暖簾の右側にモダンな「ST」のロゴ。一見乱雑にも見えそうですが、自由な雰囲気の中に粋な情緒と都会的なセンスが共存する素敵な店構えです。

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店内はカウンター席のみですが無駄のない配置とすっきりと落ち着いた内装で清潔感にあふれています。

重厚な黒い石造りのL字カウンターとマッチした鮮やかな赤色基調の椅子。テーブル下のビールサーバーからにょきりと伸びたノズルの金色がいいアクセントになって調和しています。

席に座るともう後は美味しい楽しい魚介達を待つばかりです。

 

 メニューはその日の仕入れで変わります!!

もちろん厳選素材。自ら築地に足を運んで仕入れた店主お勧めの海の幸ばかり。また、親類・友人のつてで取り寄せた各地方名産の山の幸も何品かメニューに入ります。

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その日のメニューはこの黒板にずらずらっと単品で書いてあり「食べたい!!」と思ったものを頼めばよいのですが、やはり「ST」さんで味わうのであれば、「おまかせコースメニュー」(5000円と3000円のコースがあります)がお勧めです。

「5000円コース」<取材時の例>

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一品目 『タラバガニのボイル』
二品目 『殻付きカキ』/鳥羽産
三品目 『キビナゴと菜の花添え』

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四品目 『刺身4点盛』/インドマグロ赤身・千葉県銚子の金目鯛・シャコ・ナガスクジラ
五品目 『白子ポンズ』
六品目 『金目鯛の塩焼き』

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七品目 『いぶりがっこ』/秋田の伝統品で大根を囲炉裏の上につるして燻製にした後、漬けこんだもの。
八品目 『山葵飯』/STさんいちおしの〆の一品!!

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釜で炊きあげた熱々ご飯(1)にえぞわさび(2)をすりおろしたものをのせて(3)醤油をかけてのりをまぶして(4)できあがり。
白米、醤油、そして海苔、日本人に生まれた喜びと山ワサビのパンチで泣いてください!!! 
 

 

以上、取材時のコースメニューですがもちろん内容や産地は日によって替わります。調理法もその時々によって違ったりもします。

また、六品目のキンメの塩焼きを煮付けにしてもらったりとマスターとの会話の中で調理法を選択することも可能です。

単品メニュー例
 

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『魚の美味しい状態を見極めて「刺身」「焼」「煮」「和え物」と調理法を選び、「火の入り方」ひとつとってもこだわっていきたい。』とおっしゃる通り、どれもこれも素材が 引き立つメニューばかり。

1.酒盗
  古くは1700年頃の日本の百科事典の類にすでにその名が刻まれている『酒盗』。
  濃厚なコクと適度な歯ごたえから染み出すエキスは日本酒へと誘います。

2.キンメの煮付け
  赤魚の代表格。
  脂ものって、ふわっふわな白身。上品な風味を損なうことなく煮汁がしみ込んでいます。
  盛り付けも菜の緑と皮の赤が鮮やか。ご飯か日本酒とベストマッチの我が国の味。

3.車海老の塩焼き
  こうばしい香りとともに登場する車海老はちょうどよい塩加減。プリプリの歯ごたえと身の甘
  さが引き立ちます。

4.カキフライ
  大粒。殻付きで生ももちろんいいけれど、カリッとした衣に封じ込めた旨味はまた各別!!
  トキハソースの
特選素材ソース生ソースを使って頂いております。魔法の雫でさらに絶品。
  ランチタイムのミックスフライにも生ソースは使われているとのこと。

 

ドリンクメニュー

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各種置いてありますが、随所に遊び心とこだわりを感じます。もちろんお好みと気分に合わせて選んだ下さい。

CIMG2513.JPG上述のサーバーから陶器の器に注がれる生ビールは見ているだけでも100%美味!!

ハートランド.jpgまた、瓶と樽でしか生産されていないキリンの「ハートランド」もおすすめ。さっぱりスッキリとした味わいの中に、豊潤な麦のコクを感じるプレミアムビールです。
和食にあうワインも店主自ら料理との相性を重視したよりすぐり。

梅酒やゆず酒にしてもベースをしっかりチョイス可能。強いお酒は苦手な方もしっかり味を楽しむことができます。


ただやはり特筆すべきは日本酒!!!

CIMG2524.JPG日本酒メニューには銘柄が書いてありません。その時々の美味しいお酒が日替わりで置いてあります。
料理と同じく、今日は何が入っているのかワクワクしながら酒瓶を眺めましょう。

 


「ST」さんでは以前から不定期で地元板橋区の酒屋さんや北陸の酒造元などと合同で「日本酒の会」を開いています。店主はもちろん一般のお客様も、時には酒造業者や杜氏を交え一緒になって試飲する勉強会だそうです。

「日本酒の店=日曜ST」開店

さらに本年度から日曜日に限り日本酒を広める目的で「日本酒の店」として営業されています。

1合500円 3種類2合分で1000円と他日に比べ安価で日本酒を提供。
他の飲み物も一律500円。

料理も魚主体といわず、肴になる珍味・野菜も盛りだくさん。

営業時間は 5時15分から 23時までとなっております。

 


 

店主 中西正勝さん

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動物学者の祖父、魚博士の大伯父というDNAを最近よく感じるという店主の中西さんは若干37歳。

銀座のすっぽん料理店で働いている時に、ひょんなきっかけから現在の店舗の店主として独立することとなります。(以下記事抜粋 : いたばしらいふ.comバックナンバー「さかなやSTインタビュー」より)


『最初は北区の大きな魚屋さんの社長に会ったのですが、当然のように卸す事を断られたんです。
その時、僕の奥さんのお腹には子どもがいたんですね。
貯金もありませんでしたし、奥さんも動けない状態で、「君は無理だよ。」と言われまして。
1回断られたんですが、勉強の為にその魚屋さんと市場を歩く事を始めたんです。
魚の勉強だけをさせてもらっていて、一ヶ月か二ヶ月した頃、「頑張っているから、じゃあ、やってみるか。」と言われ、魚を卸してもらえるようになったんですね。
しかも、家族のように付き合ってもらえるようになりました。』

 

中西さんの実直な人柄が伝わってくるエピソードです。

また、多くの苦労を乗り越えるだけでなく自ら楽しい試みを実行し現在に至り、多くのファンを得てきました。

 

 中西さんの試み

「日本酒を飲む会」「日本酒の店」もそうですし、月に一度子供向けの「魚教室」も開催されています。TVなどのメディアにも精力的に出演してらっしゃいます。
そして!!!
昨年5月からは男一匹、当日築地仕入れの新鮮な魚を載せて自らリヤカーを引き「魚の行商」も始めています。トキハソースにも毎週寄って頂いています。

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また多忙な中ブログも更新してらっしゃいます。
のぞいてみると楽しい気持ちになれます。
行商出発前の意気込み。魚やお酒、子供たち家族や友人に対する想いや願い。店や行商での人とのふれあい。時には真剣に魚離れの現況に対峙し自分のこれからやっていかねば事に関して…

とにかくあたたかく常に前を向いている中西さんの日々感じた素直な気持ちが溢れています。
「自分もがんばらなきゃ」と思えますよ!

魚に関わるすべての人たちの喜ぶ顔が見たい

醤油と山葵の出会いはもちろん世界屈指の多様な魚食文化を育んできた我が国日本。
70年代からの強烈な漁獲量の減少も底を打ち統計上ではこ10年落ち着いているように見えます。

しかしながら全世代の「魚離れ」や水産ビジネスの諸問題は叫ばれ続けいます。

そんな中、魚の楽しさを伝えるべく『美味しいお酒と魚介の店「ST』」の店主中西さんは店の外にも飛び出しました。それも本当に自らの手足で!

「魚離れ」には『魚教室』を開き、子供たちと一緒になって魚を捌きます。

粋な『行商』では赴くままに歩き、出会い、話し、そして商います。

リヤカーに新鮮な「魚」がつんであるときけば、歩き続けるその背中を見て何かしら興味を抱かない人はいないでしょう。

もちろん「ST」の営業時間になれば、カウンターの中で楽しく気さくにわかりやすい言葉で「魚」について話してくれます。

まさに「魚の楽しさ」の伝道師!!

 

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常連さんのみならず、一度はコースを味わったことのあるお客様が口をそろえて「何が出てくるかわからない楽しさまでも味わうことができる」とおっしゃいます。

もちろんその楽しさは創業以来培ってきた「ST」のクオリリティへの信頼があってこそ。
その信頼も中西さんの実直な<魚>への想い、<魚を楽しんでもらいたい>という中西さんの強い想いが本当に伝わって来るから!! 

 

 黒板にある気になったメニューはとりあえずでも尋ねてみて下さい。
魚の楽しい美味しい会話が弾むことでしょう。答えを聞いて食べたくなったらそれがあなたにとっての旬の一品。『Sakana wo Tanosiku!! ぜひ召し上がって下さい!!!

 

 

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